7/1、中国で民族団結進歩促進法が施行されました…。これは、中国政府が国内の少数民族への統制を強め、標準中国語(漢語)の教育(モンゴル語、チベット語、ウイグル語教育などの撤廃)や「中華民族共同体意識」の徹底を定めた法律です。しかも、海外の言論や活動も処罰対象とする「域外適用」の規定が含まれているため、国際社会から強い懸念と批判があがっています。
そして、7/2に、アメリカのニューヨークにある国連本部前で、チベット人男性が焼身自殺をしました…。その男性の名はロブガ・ランゼンといいます。インドに1990年代に亡命し、約20年前に渡米してチベットの独立を求める運動に関わってきました。自らに火を付ける前に、彼は、チベット語や文化、信仰が継続的に弾圧されていることを訴え、チベットの旗を立て、最期の様子を自身のSNSで配信したそうです。
あまりにも苛烈な死…。しかし、自らの命をかけて中国政府に抗議したチベットの方は、監督池谷氏によると2009年以来166人目になるのです…。
映画「ルンタ」は2015年に池谷薫(いけやかおる)監督によって製作された、中国政府の弾圧に対して相次ぐチベット人の「焼身抗議」と、その根底にある「非暴力」の精神を描いたドキュメンタリー映画です。
池谷薫監督は、国際的な映画祭で多数の賞を受賞しているドキュメンタリー映画の名手として知られています。
- 『延安の娘』(2002年)
- カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー映画賞
- ワン・ワールド国際人権映画祭 ヴァーツラフ・ハベル特別賞 ほか
- 『蟻の兵隊』(2006年)
- 香港国際映画祭 人道に関する優秀映画賞
- 日本映画復興賞 ほか
- 『先祖になる』(2012年)
- ベルリン国際映画祭 エキュメニカル賞特別賞
- 香港国際映画祭 グランプリ(ファイアーバード賞)
- 文化庁映画賞 文化記録映画大賞
これらの高い評価を経て制作されたのが、4作目にあたる『ルンタ』です。
2015年に製作されたというと、昔話のように思われるかもしれないのですが、今現在もその当時から何も変わらず弾圧は続いています。いや、変わらずではないですね。変えられ続けているんです。
チベット文化を抹殺することを最終目的として弾圧は続いています。
今回は映画上映後に池谷監督のお話しも合わせて伺う機会として企画しました。
お誘い合わせの上、ぜひ、お越し下さい!
日時:2026年10月24日(土)
16:00~ 映画上映開始
18:00~ 監督トーク開始(~20:30閉場)
チケット:前売り3,500円、当日4,000円
<当日、受付にてお名前を仰ってください>
定員:40名(自由席)
会場:遊牧民雑貨ひろば しゃがぁ 岡山県岡山市北区表町1-10-28 2F



